中野区の耳鼻科 「おかむら耳鼻咽喉科」 では、花粉症、副鼻腔炎、中耳炎、のど、めまいなどの一般的な耳鼻科診療はもちろん、小児の耳鼻科の診療も行っています。ネット予約できます。
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「なぜ、うちの子はすぐ中耳炎になるんでしょうか?」
中耳炎を頻繁に繰り返すお子様の親御さんから、よくいただく質問です。
風邪をひくとすぐに中耳炎になる。やっと治って耳鼻科を卒業できたと思ったら、次の日にまた中耳炎。「なぜ、うちの子は・・・」と言いたくなる気持ちはよくわかります。
まず、大人と比べると小児は中耳炎(急性中耳炎、浸出性中耳炎)になりやすい状態にあります。それは、中耳と鼻の奥をつないでいる耳管の形状と扁桃腺の一種であるアデノイドの大きさです。
中耳炎は鼓膜の内側にある中耳のトラブルですが、この中耳は耳管によって鼻の奥とつながっています。中耳はこの耳管によって換気して、中耳内の状態を適切に保っています。
小児の耳管は大人と比べて、短く傾斜も緩やかで細菌やウイルスが鼻から侵入しやすい構造になっています。
鼻の奥に黄色い鼻水をためておくと、耳管を通じて細菌などが中耳に侵入・炎症して急性中耳炎になります。
また、小児は耳管の近くにあるアデノイドが大きく(小学生くらいから縮小します)、耳管を圧迫して中耳の換気がわるくなりやすい構造になっています。
中耳の換気がわるくなると中耳の粘膜が適切な状態を保てず、浸出液がたまり浸出性中耳炎になります。
この他にも、ネバネバした鼻水を奥にためておくと、中耳の換気がわるくなって浸出性中耳炎になることもあります。急性中耳炎から浸出性中耳炎に移行する場合もあります。
このように小児は大人と比べて中耳炎になりやすいのですが、同じ年齢のお子様でも耳管の形状やアデノイドの大きさは異なります。「よその子は中耳炎にならないのに、うちの子は・・・」というのは、このあたりの違いによるものです。
でも安心してください。
成長とともに耳管も長くなり角度もついてきます。アデノイドも小さくなっていきます。
頻繁に中耳炎を起こし毎日のように来院していたお子様も、幼稚園の年長~小学生低学年になると中耳炎を起こしにくくなっています。
その年齢まで、まだまだ先ですか?
通院するのは大変だと思いますが、もう少しのあいだだけ頑張ってください。
※一般的な説明をさせていただきました。実際には、おかかりの耳鼻科の先生の説明・指示に従ってください。
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日本耳鼻咽喉科学会専門医
東京女子医科大学卒業
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